鎌倉市は2014年7月から、家庭ごみの収集を戸別、有料化する方針であることを発表しました。

鎌倉市は2014年7月から、全市で家庭ごみの収集を戸別・有料化する方針だ。市内に2基あるクリーンセンター(焼却施設)のうち、1基の稼働停止に備えたごみ減量策の一つ。移行まで1年に迫り、市は住民への説明を本格化させている。

 松尾崇市長は10年11月、市長選(09年10月)の公約通り、生ごみ資源化施設の建設計画を撤回。ごみ減量の代替案として、収集の戸別・有料化や資源物の分別徹底などを示した。

 今泉クリーンセンター(同市今泉)は地元住民との取り決めで、15年3月末の稼働停止が決まっている。その後は、名越クリーンセンター(同市大町)のみとなるため、現状の年間焼却量約3万8千トンから、名越で焼却できる上限の3万トンまで2割以上を減らす必要に迫られている。

 市は12年10月~13年3月、市内3地区計約3500世帯で戸別収集を試行。「排出者が明確になった効果」とし、燃やすごみが10・7%減少したという。コスト意識が働く有料化と同時に導入することで、「さらなる減量が期待できる」と見込む。市は全市で移行することで家庭ごみの燃やすごみを約3500トン減らせると試算。事業ごみの減量分と合わせ、15年度の焼却量を2万9923トンまで減らす計画だ。

 松尾市長は6月28~30日、市内5カ所で住民説明会を開き、「多大なる負担になるが、(生ごみ資源化施設整備の)トータルコストと比較すると有効だ」と呼び掛けた。戸別化で収集費は年間5億2千万円増え、有料化による歳入は約4億5千万円と試算されている。

 市民からは、「観光客のごみ対策を並行するべきだ」「個々でどれくらい減らせばいいのか実感が湧かない」「10月の市長選の結果次第で再び計画が撤回されないか」「子どもや孫の世代まで考えた施策を打つべきだ」との意見が寄せられた。

 市は7、9月末にも市内で説明会を開き、理解を求める。12月の市議会定例会で有料化に向けた関連議案が提案される。

 ◆鎌倉市の戸別・有料化の仕組み 排出先を従来のクリーンステーション(集積所)から各世帯の敷地内に変更し、市指定の有料収集袋を使う。戸別収集の対象は燃やすごみ、燃えないごみ、容器包装プラスチック、危険・有害ごみ、食用油。うち、燃やすごみと燃えないごみが指定袋で回収される。これ以外のごみ(カン・瓶、ペットボトル、植木剪定=せんてい=材、紙類、布類)はクリーンステーションで回収される。指定袋は1リットル当たり2円と設定し、5リットル(10円)から40リットル(80円)まで4種類の導入を予定。集合住宅の排出先は変わらず、クリーンステーションがない場合は新設される。

神奈川新聞(カナロコ)2013/7/3版より引用

各家庭の「燃えるごみ」「燃えないごみ」が、鎌倉市指定ごみ袋で回収されることになります。指定ごみ袋は4タイプを予定、40Lで80円となる予定です。鎌倉市には歴史的建造物があり、観光客も多く見学に来場します。Pitch one(ピッチワン)でも、鎌倉市で生ゴミ処理機の催事をさせていただいたことがありますが、住民の皆さんの関心度は高く、ごみ問題に対する認識が強い地域と感じています。鎌倉市の家庭ごみ収集・戸別有料化の話題は近隣地域にも今後、影響があると思われます。鎌倉市は家庭用生ゴミ処理機の助成金が4万円支給されます。是非、この機会に家庭用生ゴミ処理機「Newサム」や「環境すぐれもの」をご利用ください。